シンガー・ソングライター・パーカッショニストのモーゼス・パトゥルーは、ニュー・オーリンズ・スタイルのピアニストの息子としてマジソンに生まれ、幼い頃からドラム・スティックを持ち歩くようになっていた。
高校時代にはクライド・スタッブルフィールドと一緒に演奏し、卒業後は友人と共に“サンバ派”のバンドを結成。その後世界中を旅し音楽を学ぶ。数千マイルにも及んだその行程は、偉大なるアメリカ中西部からブラジルのジャングル、キューバのヒスパニック地区、そして伝説的なニュー・オーリンズの第六区をも含み、最終的に9・11事件の直前にニューヨークに移り住む。彼はハーレムで西アフリカやブラジルのドラムスとパーカッションの講師となり、またジェイ・コリンズ・バンドと一緒にやり始めた。
彼は様々なライブやツアーで演奏を続けた。そして2005年になると彼はちょうどニューヨークにやってきてナルディス・レーベルを設立したばかりの旧知のリオ・シドランと再会。リオはテレビ・コマーシャルの制作も手がけており、このソウルフルなシンガーをコカ・コーラのスポット広告のリード・ヴォイスに起用したのである。そのスポット広告は”ビデオ・ゲーム“といい、2006年8月に映画館で公開された。
その一方で、リオとモーゼスの共同プロデュースでアルバムが完成した。モーゼスがヴォーカル、ドラムス、パーカッション、キーボード、そしてリオがドラムス、ギター、ベース、キーボードを担当しているほか、かなり気の利いた助っ人としてピアノにそれぞれの父親も参加している。
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